Je voudrais pas crever

パリに来てから一ヶ月半、いろんな人と出会えてまじ楽しいです。
印象に残ったことを書き残しておこうと思います。


レバノンのパレスチナ難民キャンプで生まれ育ったアーティストに故郷についてきいている図。すっごい男気あるイケてるやつで、アーティストとしてもすごく活躍してるっぽい。おそるおそる日本赤軍についてどう思うかとかもきいてみた。このひとはかなり肯定的だったが、やはりコーゾー・オカモトが英雄視されていたのは一世代前のことのようだ。



ヨルダン出身の人(なにやってるかは知らない)のTシャツ。”Pink(Bank) Floyd Finance”とかいてあるとのこと。アラビア語だとpinkとbankに表記上の違いが(ほぼ?)ないらしい。確かに背景のレンガがThe Wallのだわ。



アングラオタクのボリスに連れて行ってもらったアン・ルガール・モデルヌというその筋では有名らしいアングラ本屋さん。名物店主のジャック・ノエルさんはかなりガチな感じの人で、店内には本当にちょっと触っただけで崩れそうなくらい本が所狭しと積み上げられていて、ジャックさんしかどこになにがあるかわからない。大事な本を盗まれないようにそうしているという噂。ちょっとパラノイア感ある。そしてここに行った3日後にジャックさんは突然亡くなってしまった。なにか買っておけばよかったと後悔してる。



ブラジル人の詩人に指南を受け、マテ茶のマイボトルを手に入れた!可愛すぎる。ひょうたんの実みたいので出来てて、お茶の成分が染み込んで、どんどん味わいが出てくるという話。ハーブ入りのお茶っ葉をたくさん詰めて、水筒で何度もお湯を入れて一日かけてボングでちゅうちゅう吸って飲む。めっちゃ強くて初めは夜寝れなくなった。ただ、マテ茶はブラジルではあんまり飲まれてなくて、本場はアルゼンチン、ボリヴィアあたり。これもアルゼンチン系の店で買った。



家の前をラブパレードみたいなのが通る。すわ!と参加しにいったんだけど、キッズたちの元気についていけず早々と離脱。8梯団くらいあるすごい長いパレードで、ディープハウスかけてるのから、テクノ、EDM、いろいろいて、なぜかハリボーがスポンサーになって、グミの小袋をバラまいているトラックもあった。





知り合いがFBイベントをシェアしているのをみて、デモかなんかかな、本場フランスのデモ見てみたいなと思って行ってみたら、見晴らしのいい公園でみんなでご飯たべてるだけだった。なんか、来年の大統領選をボイコットしようぜ、みたいな趣旨で、ダメ連とか素人の乱的なものかな?でもすごい自然にやってる。「2017年、世界は終わる!」みたいな立て看板と、「民主主義の虚構性を・・」みたいな?文章がはってあった。

 
photo and text by: Akira Takaishi